日本時間5/21(水)、20:54、飛行機の中にて。
エミレーツ航空、ドバイ経由マルタ行に搭乗。
直前まで母と義父に見送られ(母なぜか泣いてた)ました。
一人ぼっちは少しさみしかったし不安だったけど、なんかもうどうにでもなるだろうと思ったら開き直っちゃって気が楽でした。

そんなわけで、まるで緊張感のないはとさんのマルタ行＆到着後の様子を少し覗いてみましょう。
続きからどうぞ。

まあとりあえず三人掛けシートに私一人しか座ってませんでした。
あわよくばおしゃべりして時間つぶそうと思っていた私、その段階でちょっと落胆。
しかし、シートのリクライニングがうまくいかずもだもだしていたらCAさんが助けてくれ、しかも肘掛けをあげて「横になって寝られるよ」と教えてくれたのでこりゃラッキーとここぞとばかりに横になって寝る。
そのCAさん、名前をMさんとしますが、男性で中東系のイケメン。
しかしめっちゃおちゃめ。めっちゃおちゃめ(大事なことなので)
私が寝て起きたら近づいてきて、すごいいい笑顔で
「よく寝てましたね！話しかけに行ったらいびきがうるさくて、うしろの女性が寝られずに困っていましたよ！」
といってきました。
ﾌｧｯ!?ってなったら「冗談ですよｗｗｗ」って言われてこやつやりおるわ、と思いました。
ちなみに起床は日本時間五時。早いね。眠かった。
しかし機内食が出るので無理やり起きましたよ。

機内食のメニューは、ペンネ、パン、サラダ、ケーキ、水とまあ至ってふつうな内容……と見せかけて。
なんかメニューが配られて、「なんたらかんたらのパスタ、なんとかかんとかを添えて」みたいな風にかかれていて、なんじゃこりゃ！と思いました。
見た目は普通の機内食なのに気取りやがっておどりゃクソ森と思ったのですが。
実際食べてみるとめっさうまい。機内食なめてました。エミレーツ侮りがたし……

二度目の機内食(時間的に朝食)はご飯と魚のなにか(よくわからなかった)とクロワッサン、フルーツ、そしてパンと水。まさかのダブルパンWithライス。
まあでもおいしかったです。疲れであまり食べられませんでしたが。

朝食が終わり、日本時間5/22(木)8:55にドバイに到着。
降りる際、脱いでいた靴を履こうとしたら、またもCAのMさんともう一人男性CA(やっぱりイケメン)がやってきて、「この靴はあなたのですよね？ちょっと借りて、はいてもいいですか？」と言われる。
えっなんでやねん、と思うものの、なんか事情があるんかな……と「OK」と言ったら「冗談ですよｗｗｗ」と言われる。や　り　お　る。
さわやかな笑顔に見送られ飛行機を降りると、後ろから邦人女性に声をかけられる。
「どこに向かわれるんですか？」
と聞かれたので、ドバイ経由でマルタへ、と答えると、なんとその方も同じ目的地だったご様子。
「トランジットが不安ですよね」
と同意見となり、一緒に行動することに。
この方をKさんとしますが、Kさんはお若く見えたのですが私の母とほぼ同じ年齢でした。驚き。
Kさんと一緒にだだっ広いドバイの空港の中を歩き回り、とりあえず待合の場所にたどり着きました。
それから五時間待つことになるので、Kさんはお酒を飲みに、私はちょっと探検しに行きました。
とりあえず喉が渇いたので、何か飲み物を、と思い売店らしきところへ。
ドバイの通貨はディラハムというのですが、たまたま持っていた4ディラハムでいったい何が買えるだろう、とうろうろ。
結果的に、ペットボトルの炭酸飲料を2ディラハムでゲット。
あとから合流したKさんも飲み物を買うということで見て回ったのですが、よくよく見たらここ、ジュースより水のほうが高い！
ジュースは2ディラハムでしたが水は4ディラハムほどしていました。倍じゃねーか。

そして待ち時間……
Kさんとお話ししているとき、突然スピーカーからすごい音量で謎の音楽っぽいものが流れ始める。
「えっえっ！？」
「なにこれなにこれ！？……コーラン！？」
コーランです。
二人してコーランを聞きながら待つ。
待つ。待つ。ひたすら待つ。
……コーランなげえ！！ｗｗｗ
笑っちゃいけないのはわかるんですが、五分もひたすらコーラン流されてみてください、ちょっとくすっときます。
そうこうしているうちに、乗継便がくる。
どうもマルタに直で行くわけではなく、一度どこかの空港に着陸するらしかったです。
知らなかったので、Kさんに教えてもらわなければ危うくそのナントカ空港で降りるところでした。あぶねえ。

乗継便では三人掛けの席に二人で座りました。
一つ向こうの席の人は白人さん。お友達と乗ったものの、席が離れたようでした。
で、乗ったとたんに朝ごはんの機内食。
疲れ果てていて、クロワッサンを二口ほどかじってギブアップでした。
そして眠り……たかったのですが、寝つきの悪さを発揮したため暇つぶしにクロッキーにひたすらその辺のものをスケッチ。
で、エミレーツ航空のCAさんの制服、女性のも男性のもかわいいなあと思ったので、人をスケッチしていたらそのモデルに勝手にしていた人にいつのまにか覗き込まれる。
「絵上手ですね！それは誰をかいたんですか？」
と聞かれたので、あなたをかきましたと素直に暴露すると、超喜んでくれました。
そして、「よかったらそのページをもらってもいいですか？」ときかれたので、ぺりっと破って差し上げる。
こんなクオリティでよかったのか……と不安に思いつつ、喜んでくれたのでまあよしとしました。
しかし、ここからが本当の地獄(でもないけど)だ……！

しばーらくスケッチを続けて、少し疲れたので休憩して外とかを見ていると、CAさんに話しかけられる。
「あなたは絵をかいていましたね！よければ見せてもらえませんか？」
クロッキーを渡す。当然、スケッチしたCAさんの制服姿とかもかいてある。
「なぜ私をかいてくれないんですか、かいてください！」
といわれ、え、ってなりつつ、とりあえずイラストタッチで似顔絵らしきものをもそもそかいてみる。
するとものすごい喜ばれる。私驚愕、そして恐怖を感じる。こんなクオリティのもので……そんな……
そしたらなんか次々に「私もかいて！」「私も！」とCAさんが集まってくる。私混乱。
とりあえず全員分かく。もうなにも考えずにかく。
めっちゃ喜ばれて私びびる。けど、なんかうれしい。
多分日本は漫画アニメ大国だから珍しくないんだけど、向こうの人からすると絵をかく＝なんかすごいことっぽいです。
で、さらにさらに集まってきて、なんか最終的におかしをもらって絵をかくみたいな形になりました。
ショートブレッドやチョコレートなどをもらい……まるでわらしべ長者か錬金術……
そしてCAさんが、「写真をとりましょう！」って言ってくれて、4人のCAさんと、エミレーツの制服の帽子をかぶせてもらった私が撮った写真を、それぞれのサインいりのフォトフレームにいれていただきました。
ありがたや、ありがたや！
まさかただのラフスケッチがこんなすてきなものに化けるとは思ってませんでした。
あっという間にマルタについた飛行機、降りる際にCAさんに挨拶をしたのですが、似顔絵(らしきもの)を書かせていただいた方に挨拶して回ってたらほぼ全員でわろた……わろた……

そしてマルタにおりたつはと。
Kさんと再び合流し、一緒に荷物を受け取り、出口へ。
無事に迎えに来てくださった職員の方にも会えて、お互いにアドレスを交換してお別れしました。
同じ学校に同じタイミングで通うという韓国人の女の子がいたのですが、なぜか泣いている……すごく泣いている……
理由を聞くと、マルタに来る前は6か月のあいだイギリスにいて、そこに彼氏を置いてきたのだそうです。
私と職員の方とで、三か月ステイするという彼女に「三か月なんてあっという間だよ！大丈夫だよ！」と声をかけ、最終的に笑ってくれたので安心しました。
すごくかわいい子で、同じクラスになれたらいいなと思ったのですが、明らかに英語のレベルが違うのでたぶん無理でした。彼女普通にしゃべれてました。私まじｺﾝﾌｭｰｽﾞ。

それからステイ先に到着。
ここから先はまだ次の日記にてお伝えいたします。

次は、「到着後20分で荷物おいてそのまま夜中までBBQパーティに突然参加してきたよ」編です！！
お楽しみに！！！！！！！！！！(つかれはてた)